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更新日2021.04.02

【通販広告で効果を上げたい!】ネット・紙・電波媒体の種類と内容を解説

Point!

  • 通販で使われている主な広告媒体はインターネット、アナログ、電波の3種類
  • ターゲットが潜在層、顕著層かで広告媒体や配信方法を変えると効果的
  • インターネット広告は「バナーブラインドネス現象」といって広告を見ない人が増加しており、出稿には工夫が必要
  • 既存顧客向けには会報誌という顧客リレーション誌にも注目

通販の集客や既存顧客の再訪を狙う場合、適切な広告媒体の選定が非常に重要です。
それぞれの特性について解説し、通販広告を行う際の媒体選びのポイントとなるメリット・デメリットをまとめています。

通販広告で使われる媒体とは

メディアの分類(目的別)

通販広告で使われる媒体

通販業界における広告媒体を目的別に分類するとこのようになります。

媒体の特性

媒体の特性一覧

通販広告には、「インターネット媒体」、「アナログ媒体」、「電波媒体」の3媒体があり、「潜在層」または「顕在層」の2つのターゲットに分けられます。
それぞれの媒体の特性を理解し、ターゲット層を決定して媒体を選定する必要があります。

1.Web媒体
(インターネット広告・デジタル広告・オンライン広告)

リスティング(検索連動型広告)

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが検索したキーワード(検索語句)に連動して掲載される、テキスト型の広告です。

商品名・事業者(会社)名・または商品に関連するお悩みなどのニーズと関連するワードで検索するユーザーをターゲットとしており、閲覧したユーザーがサイトを訪問する(クリック)、または訪問後に購買や問い合わせをする(コンバージョン)などのアクションが期待できます。

人気のあるキーワードは競合も多く、露出しつづけるには広告コストがかかる場合もあります。逆に検索需要が少ないキーワードでは反応が薄いことがあります。更に、キーワードに想定外のニーズがあった場合は、ターゲット以外の流入に広告費を払うリスクもあるため、キーワードの選定ノウハウが必要です。

通販事業者の屋号で検索する場合は明らかに顕在層ですが、商品名などで検索する場合は他の事業者の広告に誘導されることがあります。


ディスプレイ広告(バナー広告とも呼ばれます)

ディスプレイ広告は、WEBサイトやアプリなどの広告枠に表示される画像、動画、テキストでの広告のことです。画像とテキストを組み合わせた分かりやすいバナーでユーザーへ訴求できます。

ディスプレイ広告の2つの代表的な広告手法:
・プレースメント広告:ターゲットユーザー層或いは商品やサービスと相性の良い配信先を設定して配信することが出来るので、商品やサービス名で直接検索されない潜在層にリーチできます。

・リターゲティング広告:1度自社のサイトを訪問し、離脱したユーザーに配信することが出来ます。サイトから離脱後も、商品の情報を目にしてもらう確率が上がります。
あまりしつこい追いかけをすると逆に敬遠されてしまうので、サイト閲覧から〇〇日後まで、または表示回数〇回まで、などの限定設定をすることが望ましいと言われています。

プレースメント広告もリターゲティング広告もビジュアルにどんなインパクトがあるメッセージを込めるかがコンバージョンの鍵です。事業者の特徴よりも商品特性をアピールするケースが殆どです。


アフィリエイト(成功報酬型広告)

アフィリエイトは、ブログ運営者などのメディア(アフィリエイター・紹介者)が企業(広告主)の広告を設置し、消費者がその広告のリンクをクリックまたは商品・サービスの購入を行いコンバージョンが発生した時のみ費用が発生する仕組みです。主にASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)を利用し、広告用のテキストリンクやバナーで掲載します。


ブログ運営者が影響力のあるインフルエンサーや人気サイト運営者であれば、大きな認知拡大が図れます。潜在層へのリーチには効果的です。
仕様上、意図しないサイトへ広告が掲載される場合もあります。


SNS(YouTube、Facebook、Twitter、LINE、Instagramなど)

SNS配信を利用して商品の宣伝を行う方法です。SNSを利用しているユーザーのプロフィール(年齢・性別・地域・趣味など)情報を元に、ターゲットと興味関心が似ている潜在層へのリーチが可能と言えます。広告出稿も低価格から始められます。
ただし、最近ではユーザーはタイムライン上に流れる広告は内容を読まずに流してしまう傾向にあるため、誇大表現を避けながらも規定範囲内でインパクトのある内容にする工夫が必要です。
ハッシュタグを効果的に使うことで潜在層へリーチできますし、新規顧客がその後投稿内容を見てファンになり、フォローしてくれるといった顕在層への施策も打ちやすくなっています。

※インターネット広告が読まれなくなっている!?
「バナーブラインドネス現象」とは

バナー・ブラインドネス(banner blindness)現象、バナー広告をユーザーが無意識に避ける、無視する、という現象のことです。

今までの供給過多な広告に辟易したユーザーが、「この広告からは自分の望む情報が得られない」と知り、バナーが出た時点で「広告をスキップ」ボタンを押す、という動作を自然にするユーザーが増え続けています。

無視されない広告バナー作りとして、キャッチコピーやデザインにかなりの工夫が必要になってきます。

2.紙媒体(アナログ広告)

通販に利用されている紙媒体としては、主に新聞広告、雑誌、チラシ、DMなどが挙げられます。Web媒体と併用して使用している通販事業者も多く、インターネット広告にはない特性や根強い人気を誇るものもあるため、チェックしておくと良いでしょう。


新聞広告

新聞広告は若年層の読者が減少したものの、シニア層には依然信頼性の高い媒体として有効です。
新聞の面の大きさを活かした「一覧性」を活かし多くの情報が提供でき、また広告などを隅々まで読む傾向にあるシニア層へのリーチに有効と言われています。


雑誌

雑誌広告には2通りの広告手法があります。

  • 純広告:雑誌のページを枠として購入し広告主が用意したコンテンツを掲載します。
     イメージ重視、ビジュアル重視の商品の場合に効果的です。
  • タイアップ広告:媒体側で編集を行う記事型の広告です。媒体側の企画力で大きな反響を 得ることが期待できます。通販の広告にはタイアップ広告が向いています。

会員誌(会報誌・顧客コミュニケーション誌など)

会報誌(会員誌)は、既存顧客に対して定期的に発行するコミュニケーション冊子のことです。特定のターゲットを集めており、既に顧客との関係性を築いているリレーション媒体であるため、より深く顧客のニーズを知り満たしていくことが可能です。
広告色を和らげた誌面構成なら会員顧客も安心して読むことが出来るので、消費への導線を工夫することが求められます。
会報誌(会員誌)はクローズド会員に向けた広告としてはグリップ力も強く高い効果が期待できます。


3.電波媒体(テレビ・ラジオ)

電波媒体は、テレビやラジオなど電波を利用した媒体のことを指します。 映像と音声を使い、年齢や世代を問わず多くの人に告知できる広告手法となります。
通販に利用されているものでは、テレビ広告ではインフォマーシャル、ラジオ広告では生コマーシャルが主流です

テレビ広告(インフォマーシャル)

インフォマーシャルとはインフォメーション(情報)とコマーシャル(広告)の造語で、テレビ広告は視聴番組でターゲティングを行い、繰り返しの放映で潜在層へ強くタッチしていきます。
ただし、近年はインターネットの普及により、特に若年層はテレビを見ない人が増加しています
また、キャスティングした人物のプライベート問題で、放送が中止されたり制作をやり直すリスクがまれにあります。


ラジオ広告(生コマーシャル)

ラジオ広告では、生コマーシャル型CMが通販広告には向いています。「生コマ」や「生CM」とも呼ばれています。
番組の合間合間に魅力的なパーソナリティーが説明する商品やサービスは、共感や信頼を生みやすいと言われています。音声ならではの説得力が期待できます。



まとめ

通販広告には様々な種類があり、それぞれ媒体の特徴があります。
今回紹介した内容は、その一部であり基礎的な部分のみに触れているため、実際には更に細かく調べていく必要があります。
媒体の持つ特性を理解し、広告をより有効に活用できるよう参考にしていただければ幸いです。



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