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18.10.18 第9号は自治体マガジン「たましいの島 与論島にどきどき」 −家族に見守られて旅立つ島に、北見けんいち先生、Jリーガーも絶賛−

<ニュースリリース>

2018年10月2日

全国の郵便局で配布するマガジン「ニッポンどきどき探訪」
第9号は自治体マガジン「たましいの島 与論島にどきどき」
−家族に見守られて旅立つ島に、北見けんいち先生、Jリーガーも絶賛−

株式会社ソーシャルサービス(本社:東京都千代田区霞が関/代表:白形知津江)は、郵便局の窓口で郵便局員が配布するオリジナル冊子「ニッポンどきどき探訪」の第9号となる「たましいの島与論島にどきどき」を刊行いたしました。

「たましいの島 与論島にどきどき」は、日本一在宅死率が高い(※1)鹿児島県の最南端に位置する「与論島(ヨロントウ)」を舞台に、家族の絆や人との繋がり、高齢者の役割や死生観をテーマにしたマガジンです。与論島の子供たちは、生まれた時に戸籍名(本名)とは別に祖父母などから襲名する「家名(ヤーナー)」を持ち、お年寄りや先祖を大切にする文化の中で育ちます。進学のため島外に出た若者たちもUターン率が高く、農業・観光業に従事して伝統行事を受け継ぎます。自宅で終末を迎える慣習があり、病院に入院していても家族が迎えにきて、子孫や親戚が見守る中で息を引き取るため、与論島の総合病院には霊安室がありません。

「もてなしの島」といわれる与論島には、島民や自然にほれ込んで移住する人が多く、釣りバカ日誌の北見けんいち先生もその一人。50年以上前から常連旅人だった北見氏は25年ほど前に与論に家を建て、家族や仕事仲間らと二地域居住を楽しんでいます。「与論島にあるのは、世界一美しいといわれる海だけでなく、温かな人間性や、自然が自然のままにあるのがいい」と北見氏。与論の和やかで温かな景色を後世に残したいと、400年ぶりに刷新する京都・大徳寺真珠庵のふすま絵に与論での宴の様子を描きました。絵の中には、8年前に亡くなった北見氏の奥さまも微笑みながら佇んでいます。

超高齢社会を迎える日本では3人に1人が60歳以上となり、今年初めて90歳以上人口が200万人に達しました。こうした長寿高齢社会の裏側で、終末期医療もまた、大きな課題を抱えています。与論島で在宅医療を推進しながら、赤ひげ大賞(※2)を受賞した古川(コカワ)医師は「与論では亡くなった先祖が家族を見守るといわれており、死者にも役割があるのです。島で亡くなる方は、アンマー(お母さん)が迎えに来るといってとても穏やかな顔をされます。末期のがん患者さんでもモルヒネの使用量は相対的に少ないですね」と語ります。長寿の喜びと旅立ちの不安が先立つ社会の中で、与論島の独特の文化と死生観は、超高齢社会のピークに向かう日本のヒントになるかも知れません。

今回は特別出演として、与論島が縁を結んだ歌手の小野綾子さんと、Jリーガーの加藤順大さん家族がご登場。与論島の死生観をテーマに、古川医師が作詞した楽曲「たましいの島」を小野綾子さんが歌い、人気番組『世界ウルルン滞在記』のエンディングソングに採用されました。そのポスターを見て一目ぼれしたのが加藤選手。綾子さんに会いたい一心で与論島に通い詰め、結ばれたエピソードを披露してくれました。

「たましいの島 与論島にどきどき」は、都内郵便局を中心に、新聞購読者やシニアサークルで活動を行っている団体にも配布しています。また、今回初めて与論島で暮らす地元島民へのアンケートを実施することにいたしました。外から見た暮らしと中から見た暮らしを対比し、中高年世代の関心を探るとともに与論島に対する関心や受容度、交流意向など行動変容の度合いを探っていきます。

※1)厚生労働省「在宅医療にかかる地域別データ集」2015年与論町における自宅死の割合は61.7%老人ホームや病院のある市区町村で第一位。
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000134262.pdf
※2)日本医師会らが主催し、地域に貢献する医師を表彰する賞
古川医師は第三回大賞:http://dl.med.or.jp/dl-med/doctor/akahige/akahige3_5.pdf

 

■「たましいの島 与論島にどきどき」プレゼントについて
ご希望がありましたら、貴社媒体/会員/お客様への本誌プレゼント(最大100名)に応じます。よろしければお問い合せください。

 

■「ニッポンどきどき探訪シリーズ」について

「ニッポンどきどき探訪」は、地域活性や、社会的課題などをテーマに、取材・編集したオリジナル情報誌です。全国100都市(地域選定可)から、最大約2万局の郵便局で、郵便局員が手渡し配布を行います。配布対象者は一般来局者であり、性別・年齢・地域の区分配布(セグメント配布)が可能です。

 

【これまでのシリーズ】
第1号「浜名湖のうなぎにどきどき」、第2号「南房総市の週末ライフにどきどき」、第3号「MCT(中鎖脂肪酸)にどきどき」、第4号「栄養ケアにどきどき」、第5号「節約術にどきどき」、第6号「MCT(中鎖脂肪酸)にどきどき改訂」、第7号「いわき市の常磐ものにどきどき」、第8号「快適旅行にどきどき」を発行。

 

▼本件に関するお問合せ先

株式会社ソーシャルサービス
「にっぽんどきどき探訪」担当:山田 正樹
TEL:03-6268-8577 FAX:03-6268-8578
Email:dokidoki@sc-sv.com
東京都千代田区霞が関3-6-5  霞が関三丁目ビル