ライフフォワード、鎌田真紀子氏が終活セミナー講師として登壇
2023.02.02
ライフエンディングに関するトータルサポートを提供する、燦ホールディングスグループのライフフォワード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮島康子)で、終活カウンセラーとして活躍する執行役員鎌田真紀子が、1月25日に開催した鎌倉市主催の「令和4年度 終活セミナー」の講師を務めたことを発表した。
鎌倉市は終活事業として、終活セミナーなど住民に向けた様々な「終活サポート」に取り組んでいる。
セミナーは、“コロナ禍の新しい終活様式”をテーマに、終活に対する意識の変化や、ものの整理、お墓、デジタル遺品など、実際に鎌田氏が今までに相談された事例を交え紹介をしていったという。
当日は70名を超える市民が参加し、講師の話を熱心に聞いていたとのこと。
<主なセミナーの内容>
終活相談で増えてきた「実家のかたづけ」
ライフフォワード(株) 執行役員、終活カウンセラー
核家族化の影響で、ご両親が他界された後、実家が空き家になってしまうケースが増えている。
今回紹介する事例は、東京都にお住いの50代女性からの相談。
実家は東京郊外にある2階建ての4LDKで90平米の立派なお宅。
自分で片づけることも出来そうにないし、業者に頼むのも、高額になるのではないかと不安で、何もできずに困っている中、相談をされたという。
そこで、ライフフォワードで契約している業者を紹介したところ、大切に保管されていたミニカーのコレクションが見つかり、買取りが38万円ほどになったとのこと。
一見して価値があるようにみえなくても専門家にしっかり査定してもらうことで費用を抑えられる可能性もある。
片付けも1日で終わり大変満足していたとしている。
親子で一緒に楽しみながら始める終活「J活」
(ジュエリーリフォーム)
終活は、なんでも積極的に取り組める元気なうちに始めることがお勧め。
そして、一人でなく親子で楽しみながらできることをやるのも大切としている。
相談者にも紹介しているのが、親子でジュエリーのリフォームをする「J活」。
終活の一環でものの整理をする場合、特別な想いのあるジュエリーは、なかなか売却しにくいもの。
とはいえ、50年以上前の古いデザインでは、母から子へ受け継いでも、使う機会が無いため、新しいデザインにして受け継ぐ、“ジュエリーリフォーム”が人気になっている。
高齢者のスマホ保有率、インターネット・SNS利用率が増加する中注目を集める終活「デジタル遺品」
2020年から2021年にかけて、シニア層のSNS利用率が急速に高まった。
60代は、60.6%が71.7%と11.1P増加、70代は、47.5%が60.7%と13.2P増加と、60代、70代ともに、過半数の人がSNSを利用している。
いまや、シニア層の生活にデジタル機器は切っても切れないツールとなっているという。
しかし、スマホやパソコンは、所有者が亡くなったあと、「アクセスできない」、「遺族がデジタル遺品の存在に気付かない」、「相続・継承可能なものがわからない」など、様々な問題を引き起こす可能性があるので要注意。
もちろん、専門業者に依頼しパスワードを解析することもできるが、デジタル遺品は、予めの準備が大切としている。
デジタル遺品のリストアップをして、家族が引き継げるようにしておくことをお勧めする。
ライフフォワードでは、無料で何回も利用することができる“終活あんしんよろず相談ダイヤル”など、終活初心者の皆様をサポートするサービスを用意しており、年々利用者数が増加している。
燦ホールディングスグループでは、終活への関心の高まりに応えるべく、今後も鎌田氏を始めとする、終活の専門家による、社外のセミナーやイベントなどのサポートに取組んでいくとのこと。
〈鎌田真紀子氏プロフィール〉
ライフフォワード株式会社 執行役員、終活カウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント、CSスペシャリスト。20年以上勤務した大手生命保険会社から終活関連の業務に長く従事。
ライフフォワードで運営しているポータルサイト“みんなが選んだ終活”にて、長年の経験と自身の喪主経験やお墓探しの体験などを活かして、終活全般のお客様のお困りごとの解決サポートをしている。
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