リクシス、スマホ機能に関する調査結果を無料で公開
2023.02.01
株式会社リクシス(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木裕子、以下リクシス)は、2023年2月1日、シニアが習慣化したと捉えているスマホ機能に関する調査結果を無料で公開することを発表した。
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●『シニアのスマホ習慣に関する意識調査』
ダウンロードURL:https://form.k3r.jp/lyxis/wpdl152302
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本調査は2022年11月4日〜11月9日に60代以上のシニア男女426人に「スマホ利用で習慣化した機能」についてインターネットアンケート調査を実施した。
シニアにとっても生活必需品となったスマホ。シニアは様々な機能・アプリを利用し始めているよう。
今回の調査で「LINE」は二人に一人が習慣化したと回答しており、続いて「ニュースアプリ(28.4%)」「キャッシュレス決済(27.0%)」「動画視聴(21.8%)」についてシニアが習慣化したと回答した。
加えて、習慣化したそれぞれのスマホ機能・アプリについて性別や年代、自由に使えるお金や職業などシニアの属性別に分析を行ったとしている。
男性は「自由に使えるお金が一ヶ月に1万円以上」か「1万円未満」という点が一つの大きな境界になっている傾向が見られたという。
一方女性は、フルタイムでも無職でもない「週4日以下」で就業している層にスマホ機能・アプリが習慣化している傾向があることがわかったとのこと。
スマホを介したシニアへのサービス訴求を考える上で、本調査を今後のビジネスに活用してもらえればとしている。
●このホワイトペーパーでわかること
シニアで習慣化したスマホの機能・アプリ
属性別シニアのスマホ習慣
属性から見えるシニアのスマホ習慣のポイント
<シニアのスマホ習慣>
総務省の調査でもシニアのスマホ所有率は年々上昇していることが明らかとなっているが、スマホで利用できる様々な機能・アプリについてシニアの中ではどのくらい習慣化したのだろうか。
シニアが習慣化したと回答したスマホ機能・アプリに対してリクシスでは、性別、年代別、一ヶ月に自由に使えるお金、職業別といった視点から属性ごとの傾向が見られるかを集計してみたという。
スマホ機能・アプリのうち、ここ数年で利用したことがある「経験済」の機能やアプリについて複数回答で聞いたところ、「LINE」は61.3%と半数以上のシニアが経験済だった。
続いて「地図アプリ(47.9%)」「ニュースアプリ(39.9%)」「動画視聴(38.7%)」「ネットショッピング(38.0%)」「キャッシュレス決済(35.0%)」の順となっていたとのこと。
利用経験があるもののうち習慣化したもので聞いてみると「LINE」が50.2%と約半数のシニアの習慣になっていた。
続いて「ニュースアプリ(28.4%)」「キャッシュレス決済(27.0%)」「動画視聴(21.8%)」「ネットショッピング(17.6%)」となっており、「地図アプリ」と「ネットショッピング」は「経験済」と「習慣化」に乖離があることがわかったそう。
属性別の分析では、男性は70代以上で、無職やフルタイムではない人ほどスマホ利用の習慣化がされていない傾向があった。
男性にとっては仕事やなんらかの活動など、社会的な役割や繋がりの中で実働していることの有無がスマホ習慣の境界になっていることが見えてきたという。
男性にアプローチする際は、こうした社会的な役割や繋がり、活動と結びつけて訴求していくことでスマホ機能やアプリのサービスが習慣化する可能性があるようだ。
この他、様々な属性別の分析を行っている。
シニアが今後どのようなライフスタイルを望んでいるのか、様々な視点からの調査が必要になってくるそう。
一つの塊としてはもはや捉えられないシニア市場。開拓を進めて行く上で今回の調査が少しでも役に立てば良いとのこと。
【調査の概要】
・調査手法:インターネット調査
・調査期間:2022年11月4日~11月9日
・調査対象:全国60代以上の男女426名
(※426名にはスマホ未所持者76名を含む)
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