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ハルメク、定期購読者数が50万人を超えたことを発表

2023.01.18

女性誌「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤 孝夫、株式会社ハルメクホールディングス100%子会社)は、2022年12月号(11月発売号)の定期購読者数が50万人を超えたことを発表した。
また、2022年1月~6月における日本ABC協会発行社レポートにおいて、コミック誌を除く雑誌全体の販売部数で1位となっている。

女性誌販売部数No.1※の「ハルメク」、定期購読者数が50万人を突破のサブ画像1

雑誌「ハルメク」は、前身である「いきいき」が1996年3月に発行を開始して以降、多くの読者の支持とパートナーに支えられ、今年2023年3月に創刊27周年を迎える。
途中、元々の発行会社であるユーリーグ株式会社の民事再生など多くの困難があった。
2009年に現在社長を務める宮澤孝夫が代表取締役社長に就任し、企業改革を実施。2014年に独自シンクタンクである「生きかた上手研究所」を設立。
そして、現編集長の山岡朝子氏が2017年に編集長に就任後、徹底した読者インサイトの深掘りを続け、5年で3倍以上の読者の支持をもらい、定期購読者数が50万人を超えるという大きな節目を迎えることができたとのこと。

<「ハルメク」定期購読者数推移>※2
・2018年 9月号 20万人達成
・2019年 9月号 30万人達成
・2022年 2月号 40万人達成
・2022年 12月号 50万人達成
(※2) 雑誌名を「いきいき」から「ハルメク」に変更した2016年5月号以降

女性誌販売部数No.1※の「ハルメク」、定期購読者数が50万人を突破のサブ画像2

1. 読者目線の誌面 ―徹底したニーズ調査のもと、半年かけて制作―

「ハルメク」は、50代以降の女性の心豊かな生きかた・暮らしかたを応援する雑誌とされている。
ハルメクの強みは“徹底した読者目線”であり、読者のニーズを深く研究し、反映していることから、多くのシニア女性に支持されているとしている。
読者から届くご意見ハガキは毎月2,000枚以上にものぼる。編集長を含め、編集部ではすべてのハガキに目を通し、重要だと感じた意見はデータ化し全社に共有するなど、読者の小さな意見も大切にしているという。
また、「ハルトモ」という4,000人規模のモニター組織があり、毎月開催している座談会やアンケートから得た生の声をもとに、雑誌をつくりあげている。
読者の要望をダイレクトに収集・分析できる仕組みこそが、雑誌「ハルメク」が支持される理由となっているとしている。
読者のニーズにあった特集をつくるため、一般的な雑誌と比べて2倍にあたる半年もの期間をかけ、きめ細かく制作。また、編集部員自らが調査、立案、取材、執筆までを一貫して手掛けることにより、完成度の高い誌面を実現している。

2.「体験型の雑誌」 ―誌面から飛び出した「特別な体験」で毎日を豊かに―

ハルメクグループは、雑誌を入り口としながらも、通販事業・イベント事業・ヘルスチェックサービスなど、シニア女性の生活のあらゆるニーズに寄り添ったビジネスを展開している。
2022年9月からは、ウェブメディア「ハルメクWEB」をリニューアルし、「観る・聴く・学ぶ・つながる」をテーマに月額定額制の新サービスを追加して「ハルメク365」の提供を開始した。
これまでの「読んで役立つ」コンテンツに加え、ファッション・美容・料理レシピ・脳トレ・エクササイズなど、毎日が楽しくなるオリジナル動画を大幅に追加。また女性誌「ハルメク」の誌面と連動したリアルイベント&オンライン講座も毎月開催している。
従来の「見る」「読む」を超えて、サービスや体験、仲間とのつながりなど、新しい「好き」が見つかり、考えもしなかったようなアクションにつながっていく、そんなきっかけを提供しているとしている。

  • 定期購読者数50万人突破にあたり(ハルメク編集長 山岡朝子氏)

女性誌販売部数No.1※の「ハルメク」、定期購読者数が50万人を突破のサブ画像3

ご存じのように、日本の女性の寿命は世界一です。「長生きしたら貯金が底をつくかも」「周囲に迷惑をかけたくない」など、ネガティブな声もたびたび聞かれます。でもその一方で、シニア世代には年を重ねたからこその工夫があります。人生の実りの時期を楽しく暮らす知恵もあります。それらを取材し、厳選し、分かりやすくお伝えするのが「ハルメク」の役割。悩みがあればともに解決し、新たなチャレンジを応援し、「年を取るのも悪くない」と思える社会を本気で目指してきました。
今回の定期購読者数50万人到達は、そんな地道な取り組みを皆さまに支持していただいた証、ご褒美として、心より感謝申し上げます。これに慢心せず、日本のシニア女性にもっともっとたくさんの知恵と工夫と幸せをお届けできるよう、今日からまた、全国を走り回って取材に明け暮れたいと思います。

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