リクルート、ミドル・シニアの近年の転職動向を発表
2022.12.20
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)は、ミドル・シニア(本レターでは50歳以上)の近年の転職動向について、データと事例からまとめたことを発表した。
ミドル・シニアの転職が増えている背景とは?
ミドル・シニアの転職やキャリアチェンジは近年増加している。
背景には労働市場の3つの変化がみてとれるという。
・構造的な人材不足により、求人数が増加している
・D&Iの考え方が企業に浸透し実行フェーズになり、シニアをはじめとする多様な人材の活用が進んでいる
・企業が人材を採用する際に、個人の経験や能力が年齢に関わらず評価されるようになってきている
越境転職が増加傾向
ミドル・シニアの業種×職種の転職決定数の推移をみると、業種、職種のいずれかを変えた越境転職が増加傾向にあることが分かる。
特に、「異業種×同職種」の転職決定数の増加が顕著であり、2017年度の決定数を1とすると、2021年度では約8倍。
企業側の背景には、戦略が多角化する中、「異業種人材を採用したい」というニーズがあり、転職者側の背景としては、「自身の専門性を活かして興味のある分野や業種にチャレンジしたい」という傾向があると考えられるという。
調査概要
※一部掲載の調査概要
「就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022」
調査方法:インターネット調査
調査対象:2022年3月時点での20~59歳の就業者
※2022年3月調査時点(以下、現在)での就業形態が「正社員・正職員」
有効回答数:7804人
調査実施期間:2022年3月29日~30日
調査機関:マクロミル社
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