ゆうらく東所沢、レク運営の平準化を実現「まるレク便 ピースぬりえ」を導入
2022.11.11
介護レクリエーション素材の定期便サービス「まるレク便」を提供する株式会社マルアイ(代表取締役社長:村松道哉氏)は、株式会社イーストマンライツ(代表取締役:吉原行氏)が運営する「住宅型有料老人ホームゆうらく東所沢」に「まるレク便 ピースぬりえ」を導入した結果、レクリエーション業務の負担を5分の1に軽減し、平準化したレク運営を実現したことを発表した。
(写真左:ゆうらく東所沢でのレク実施の様子、写真右:9枚のぬりえを貼り合わせた作品を施設内で展示)
■導入の背景
「住宅型有料老人ホームゆうらく東所沢」では、毎日午前午後に1時間レクリエーションを実施している。
レク担当者は交代制で、月に数回レクの企画から実施までを担っている。そうした中、担当者からレクの進行がうまくいかない・盛り上がらない・利用者が楽しんでくれるか不安、といった悩みや相談が多く挙がっていたとのこと。また、レクリエーションの実施には、企画立案や道具の用意など事前準備にも時間がかかり、業務負荷が高いことも課題だったという。これらの課題解決を目指し、「まるレク便 ピースぬりえ」の導入に至った。
■ゆうらく東所沢が導入した「まるレク便 ピースぬりえ」とは
1枚の大きなイラストを分割し9つのピースにしたぬりえで、介護レクリエーション業務の負担軽減やコミュニケーション活性化を目的に開発された商品。従来、介護レクリエーションは介護従事者のスキルや経験により盛り上がりが左右されるが、「ピースぬりえ」はこうした介護従事者の属人的な「レクリエーションを盛り上げる力」に左右されることなく、誰が実施しても、会話が生まれ盛り上がるレクリエーションができるよう商品設計されている。
■導入の成果
企画立案や事前準備の時間を削減、レクリエーション業務の負担を5分の1に軽減
「まるレク便 ピースぬりえ」は箱から取り出すだけで実施できるため、これまで10分程度かかっていたレクの準備が5分以内に短縮した。また、企画を考える手間や進行に悩むことが減り、レクに関わる業務時間が5分の1になったとのこと。これにより介護従事者は利用者と向き合う時間を増やすことができ、さらなるサービス品質向上につながった。
レクリエーション運営を平準化し、レクへの介護従事者の苦手意識を軽減
これまでは介護従事者の属人的な「レクリエーションを盛り上げる力」に頼った実施となっていたが、誰でも簡単に実施し盛り上げることができ、レクの運営を平準化することができた。これにより介護従事者の業務負荷やレクに対する不安の軽減に繋がっている。
施設利用者が意欲的にレクリエーションに参加し、コミュニケーションが活性化
複数人で1つの作品を仕上げる「ピースぬりえ」により利用者ひとりひとりに責任感が芽生え、レクに意欲的な姿勢がみられたとのこと。また、ぬりえの絵柄は会話が生まれるようにデザインされており、介護従事者から利用者へ絵柄について質問を投げかけると、会話が弾み、そこから利用者同士での発話も増えコミュニケーションが活性化。このように、みんなでひとつのぬりえ作品を完成させる連帯感や会話が生まれることにより、利用者同士のつながりも強化されている。
■「まるレク便」について
「まるレク便」は、レクリエーション素材の定期便サービス。2021年11月より販売した「まるレク便 ピースぬりえ」は、A1サイズの大きなイラストを9つのピースに分割したもの。複数人で1つの作品を仕上げるが、1ピースごとに分割されているため、ソーシャルディスタンスを保ちながら、コロナ禍でもコミュニケーションを生み出すことができるレク素材となっている。
今後は、レクリエーションの企画立案から実施までを一気通貫でサポートするトータルソリューションとしてブラッシュアップし、2023年3月から本格的に提供を開始する予定とのこと。
サービス名:まるレク便 ピースぬりえ
提供開始日:2021年11月より(2022年3月より本格的に提供開始)
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