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G&S、見守りタグとICTを活用したシニアと子供の街歩き促進サービス実証開始

2022.10.12

この度、見守りタグ+ヘルスケアAIを活用した“おでかけ”により「地域活性化」のサービスを提供しているジョージ・アンド・ショーン株式会社(本社:東京都渋谷区 代表:井上 憲 / 以下G&S)は、京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市 代表取締役社⻑:都村 智史 / 以下京王電鉄) 、小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 取締役社⻑:星野 晃司 / 以下小田急電鉄) 、日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社⻑:三澤 智光/ 以下日本オラクル)と連携し、街にでかけたくなる仕掛けづくりによる外出機会の増加からシニアの“健康寿命延伸”や、子供の“地域の安心安全向上”などを目的とした「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」の実証を多摩エリアで開始したことを発表した。

本実証は東京都事業「多摩イノベーションエコシステム促進事業」における「リーディングプロジェクト」に選定されている。また、同社が2022年5月にローンチした、人々の普段の暮らしにある移動が新たな価値になる参加型の見守り共創プロジェクト「Neighbor Good Project (ネイバー・グッド・プロジェクト)」とも連携しており、今後も見守りとおでかけがより良い形で地域の活性化につながるよう目指していくとしている。

見守りタグ+ヘルスケアAI活用の“おでかけ”で地域活性化 ジョージ・アンド・ショーンが京王電鉄、小田急電鉄、日本オラクルと連携し「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証開始のサブ画像1

見守りタグ+ヘルスケアAI活用の“おでかけ”で地域活性化 ジョージ・アンド・ショーンが京王電鉄、小田急電鉄、日本オラクルと連携し「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証開始のサブ画像2

 

  • 「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証背景

世界各国で高齢化の進行が懸念されている中、日本の近年の高齢化率(65歳以上)の推移は、海外でも類をみないほどの上昇率となっており、2050年には世界1位の“超高齢化社会”になるといったデータ※1も公表されている。また、時代とともに、子供を取り巻く環境も大きく変化しており、共働き世帯の増加に伴なった子供1人や子供だけで過ごす時間の増加や、地域ボランティアの減少から、子供たちを見守ってきた“地域の目”が失われつつあるという。
本サービス実証を行う多摩エリアでは、シニア世代はコロナ禍で外出機会の減少により健康不安が増大しているといわれており、また比較的子供の人数も多く、交通安全や防犯への対応が求められている。また、少子高齢化により地域でのシニア世代と子供世代の交流の機会が少なくなっていることも考えられているという。
地域の課題解決に向け、G&Sは京王電鉄、小田急電鉄、日本オラクルと連携し<高齢者の外出機会創出での健康⻑寿の推進><駅通過お知らせによる子供の見守りに寄与する通学路整備><店舗を起点とした近隣住人同士の相互存在認知の創出>をベースに、子供と高齢者が“おでかけ”をすることで安心安全に暮らせる街の活性化を目指すとしている。

 

  • 「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証概要

本実証では、高齢者の外出機会を創出し健康⻑寿の促進、子供が安心・安全な街歩きにつなげる施策として、多摩市、および日野市内にお住まいの高齢者と子供に見守りタグ「biblle(ビブル)」*の配布を行う。
この中で、京王電鉄との取り組みでは、特にシニア向け外出促進に焦点を当て、ポイントラリーによる外出意欲の向上と近隣店舗活性化に向けての実証を行う。見守りタグを保有しているシニアが外出した際に、周辺に住む専用スマートフォン・アプリをダウンロードしたサポーターとすれ違うことや、エリア内50箇所の専用受信機を設置した店舗への訪問によりポイントを付与。獲得したポイントは京王多摩センター駅、聖蹟桜ヶ丘駅、京王永山駅のフラワーショップにて、特典対象の商品と交換することができる。
また、小田急電鉄との取り組みでは、子供やシニアの見守りに焦点を当て、小田急電鉄にて実証を進める「小田急 × biblleみまもり通知サービス」の一貫として、駅通過時に家族の方にメール配信を行うサービスを拡大して実施する。従来行っていた、駅改札通過時に加えて、駅付近(街ナカ)含めてメール配信を行う仕組みを提供する。

実証実施期間:2022年11月1日(火)〜2023年2月28日(火)
主幹企業:ジョージ・アンド・ショーン株式会社
協力企業:京王電鉄株式会社、小田急電鉄株式会社、日本オラクル株式会社

 

ポイントラリーで高齢者の外出機会を創出し、健康⻑寿の促進へ

見守りタグを持って地域商店街や移動販売車を訪問するとポイント獲得できる仕組みを提供する。

実証実施エリア:多摩市および日野市内エリア
利用者募集期間:2022年10月12(水)〜2022年11月18日(金)
対象者:多摩地区(多摩市、日野市など)にお住まいの65歳以上高齢者の方
商品交換店舗:京王多摩センター駅、京王永山駅、高幡不動駅近接のフラワーショップを予定

見守りタグ+ヘルスケアAI活用の“おでかけ”で地域活性化 ジョージ・アンド・ショーンが京王電鉄、小田急電鉄、日本オラクルと連携し「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証開始のサブ画像3

 

駅通過見守りで、安心して”いってらっしゃい”といえる街歩き環境整備

子供や見守り対象のシニアが外出した際に、特定箇所でメールが配信される仕組みを提供。

実証実施エリア:小田急 多摩線全線および多摩センター駅周辺エリア
利用者募集期間:2022年10月12(水)〜2022年11月18日(金)
対象者:小田急多摩線をご利用の小学生をお持ちのONE会員様または新規ONE会員登録者様
メール配信拠点:小田急多摩線内各駅、小田急多摩センター駅付近の駅ビル等7箇所

 

見守りタグ+ヘルスケアAI活用の“おでかけ”で地域活性化 ジョージ・アンド・ショーンが京王電鉄、小田急電鉄、日本オラクルと連携し「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証開始のサブ画像4

  • 多摩イノベーションエコシステム促進事業

東京・多摩地域で、イノベーションを起こし続ける好循環(エコシステム)を作ることを目指して、中小企業や大学・研究機関、スタートアップ等の多様なプレイヤーが交流し連携を強める取組を展開している。

 

本実証が目指すVISION

街を形成する6つの領域の活動を促進・向上させていくことで、街を活性化させていく。

見守りタグ+ヘルスケアAI活用の“おでかけ”で地域活性化 ジョージ・アンド・ショーンが京王電鉄、小田急電鉄、日本オラクルと連携し「見守りタグとICTを活用したシニア/子供の街歩き促進サービス」実証開始のサブ画像5

  • 取り組みのご参考

G&Sは2022年1月〜3月に京王電鉄と日野市にて、健康増進・街のコミュニティ活性化実証実験として「花咲かプロジェクト」を実施、2022年5月からは小田急電鉄と駅からはじまる“優しい”街づくりを目指した新サービス「小田急×biblle みまもり通知サービス」の実証を開始している。

 

・「街の花咲かプロジェクト」健康増進・街のコミュニティ活性化実証実験

〝ちょっとした楽しさ′′や〝地域貢献′′という動機付けを行うことが、外出促進につながるのかの検証を、東京都日野市の「令和3年度新型コロナウイルス感染症課題解決型ソーシャルビジネス共創事業補助金」を活用して、京王電鉄株式会社により実施された。専用のビーコン(位置情報見守りタグ)またはスマートフォンアプリを所有している参加者が、道路などですれ違ったり、所定のポイントスポットを訪問したりすることで貯まったポイントを生花・花苗に交換できるシステムを構築したという。

 

・駅からはじまる「小田急×biblle みまもり通知サービス」実証実験

小田急電鉄の沿線地域とG&Sが開発している自社システムを連携させ<みまもり>の観点から、沿線の住⺠の方に安心して暮らしていける街づくりを目指した新サービスとなり、小田急電鉄のサービスプラットフォーム内で、2022年4月にスタートした子育て世代向けの「小田急ONE子育て応援プログラム」の一環として取り組んでいる。
見守りタグのすれ違いにより更新される位置情報の取得機能と、小田急沿線と周辺施設に設置する受信機の受信機能を活用し、アプリを通じて、専用タグを持つ子供の現在地を通知メールで保護者が確認できる“お子さま見守りメール配信機能” である。

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